ブックタイトル鉱山2020年10月号

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概要

鉱山2020年10月号

(3)リサイクル・製錬技術等1資源循環システム高度化促進事業〔エネ特〕5.7億円(7.4億円)我が国の都市鉱山からレアメタル等の金属資源を効率的にリサイクルするため,廃小型家電等を製品レベル・部品レベルで自動選別するプロセスや少量多品種に対応した高効率な製錬プロセスを開発します。(4)海洋鉱物資源開発1海洋鉱物資源開発に向けた資源量評価・生産技術等調査事業委託費〔エネ特〕93.0億円(89.0億円)我が国周辺海域に存在する海底熱水鉱床やコバルトリッチクラスト等の海洋鉱物資源開発について,海洋基本計画及び海洋エネルギー・鉱物資源開発計画に基づき,資源量の把握や生産技術の確立に向けた基礎的な研究・調査を行います。海底熱水鉱床については,事業者が参入判断できるレベルの資源量把握に向けた調査を実施するとともに,生産技術開発として,採鉱・揚鉱システムの確立に向けた陸上技術試験の実施,及び令和4年度に計画している水中試験機の一部製作等を実施します。コバルトリッチクラストについても,資源量の把握を進めるとともに,令和2年度の実海域における海底掘削性能試験の結果を踏まえ,掘削機の技術的評価に着手します。また,海洋鉱物資源に共通する生産関連技術の基礎調査等を行います。(5)その他1独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構運営費交付金(金属鉱業一般勘定・投融資等金属鉱産物備蓄勘定)〔一般〕38.0億円(38.0億円)レアメタル等金属鉱物の安定供給確保等のため,JOGMECの運営費(金属鉱業,備蓄など)を交付します。2国際非鉄金属研究会分担金〔一般〕0.1億円(0.1億円)非鉄金属に関する世界の需給動向等を把握するため,生産国及び消費国をメンバーとする研究会の活動に参画します。令和3年度財政投融資計画案○財政投融資特別会計(産業投資)出融資等事業令和3年度案:998.0億円(自己資金778.0億円を含む)(令和2年度:983.5億円(自己資金889.5億円を含む))金属鉱物資源開発については,民間企業だけで行うにはリスクが大きすぎることから,民間金融を補完し,我が国への金属鉱物資源の安定供給確保を図るため,探鉱に必要な資金の出資・融資及び開発に必要な資金の出資・債務保証等を行います。鉱山第788号2020年10月-2-