ブックタイトル鉱山2020年8・9月号
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鉱山2020年8・9月号
表12自動車生産台数(単位:千台)年度2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度前年度??産9,188 9,357 9,683 9,750 9,489 -2.7%四輪?内販4,938 5,078 5,197 5,260 5,039 -4.2%輸出4,583 4,636 4,787 4,838 4,714 -2.6%?輪? ?産538 583 634 627 570 -9.1%出所:(一社)日本自動車工業会表13鉛蓄電池生産年度?動??鉛蓄電池その他?鉛蓄電池個数(千個)鉛量(t)原単位(kg/個)個数(千個)鉛量(t)原単位(kg/個)個数合計(千個)鉛量(t)出所:経済産業省生産動態統計2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度前年度?(%)21,769 23,602 24,184 24,521 23,025 -6.1170,818 188,615 197,489 200,395 189,203 -5.67.8 8.0 8.2 8.2 8.25,980 6,618 7,072 6,653 6,625 -0.471,537 79,579 80,430 80,586 82,307 2.112.0 12.0 11.4 12.1 12.427,749 30,220 31,256 31,174 29,650 -4.9242,355 268,194 277,919 280,981 271,510 -3.4千台10,0009,8009,6009,4009,2009,0008,8008,6008,4008,2008,0002015年度2016年度2017年度2018年度2019年度自動車生産台数鉛消費量図3自動車生産量の推移と鉛消費量千トン400.0380.0360.0340.0320.0300.0280.0260.0240.0220.0200.0め,鉛の需給は,自動車生産,部品生産の増減や,バッテリーを国内外からどのように調達するかに大きく依存している。表12及び表13に最近5年間の自動車生産台数及びバッテリー向け鉛消費量の推移を示した。日本の四輪自動車生産は,好景気を背景に2015年度から2018年度までは順調に増加したものの,2019年度には米中貿易協議の難航や中国の経済成長鈍化要因などにより,国内生産台数は2018年度比で26万台減の949万台であった。バッテリー向け鉛消費も,表13に示したように自動車生産台数の推移と同様の動きを示した。図3に,両者の増減推移を示したが,現時点では,日本のバッテリー用鉛消費量は自動車生産台数に依存している状況である。2)鉛管,薬品,はんだ2019年度現在でバッテリーに次ぐ鉛の需要部門は鉛管板(えんかんばん)で,代表例に防音用の遮蔽材や特殊な部分に用いる鉛管がある。2019年度の鉛需要量は表10のとおり,7,420ト-59-鉱山第787号2020年8・9月