ブックタイトル鉱山2020年8・9月号
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鉱山2020年8・9月号
主な出来事(2020年7~8月)[7月出来事][協会・業界関係事項][2日]JOGMECはボツワナ地球科学機構と初めてボツワナ国内での鉱物資源を対象とした2020年度広域共同地質調査を6月17日より開始した。この事業はJOGMECの長期にわたるボツワナでの活動の成果の一つであり,将来日本企業による鉱物資源探査・開発への投資を加速していくことが期待されている。[6日]三井金属は,新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るためにペルー国政府が発出した非常事態宣言にともない,ワンサラ鉱山及びパルカ鉱山の操業を停止していたが,ペルー国内における段階的経済活動再開に従い,関係省庁の認可を得て,現地時間で7月2日より生産活動を再開したと発表。[7日]JX金属は,同社が一部株式を有する大阪合金工業所(以下「大阪合金」)の株式を持ち分33.4%まで追加取得した。大阪合金は,各種産業資材の原料となる中間合金地金,銅及び銅合金鋳造品・加工品の製造,販売を行っており,銅合金展伸材の脱酸及び添加用として使用される中間合金地金のリン銅は国内トップシェア。[7日]住友金属鉱山は,グループ会社であるグラノプトが,このほど経済産業省の「新グローバルニッチトップ企業100選」に選定されたと発表した。経済産業省は2013年に,我が国の国際競争力向上の観点から,ニッチ分野で差別化を行い高い実績を上げている企業を「グローバルニッチトップ企業100選」として選定した。このたび2020年版として新たに選定した。[9日]NEDOは,超臨界地熱資源に対する調査井の掘削を検討するため,超臨界地熱資源が存在する可能性が高い秋田県湯沢市南部地域で資源量評価(モデルフィールド・スタディ)を進めるとともに,掘削に必要なケーシング材やセメント材などの資材の開発と,超臨界地熱貯留層でのモデリング技術手法を開発する3件の研究開発テーマを新たに採択したと発表した。[9日]大林組は,大分県玖珠郡九重町において,地熱発電実証プラントの建設に着手する。敷地内に地熱発電電力を活用した水素製造実証プラントを併設し,地熱発電電力を利用して得られるCO 2フリー水素をさまざまな需要先へ供給するまでの一連のプロセスを実証する日本初の試みである。なお,本実証は大分地熱開発の協力を得て進める。[16日]JFEミネラルと山形大学は,2014年から新しい抗菌剤や創傷治療剤に関する共同研究を行っているが,その研究の中で,ハイドロジンカイトは骨内残存が無く,自家骨と類似の組織をもつ骨が早期に再生することを発見し,日本セラミックス協会第33回秋季シンポジウムで発表予定と公表。[20日]ENEOSホールディングスは,Luupと,電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティの社会普及に向け協業を開始すること,ENEOSイノベーションパートナーズを通じ,Luupへ資本参画したと発表。[20日]住友金属鉱山は,内閣府・中小企業庁による「パートナーシップ構築宣言」の趣旨に賛同することとしたと発表。[21日]住友金属鉱山は,カナダの産金会社IAMGOLD社(以下「IMG社」)とカナダ・オンタリオ州において共同で進めているコテ金開発プロジェクト(IMG社と同社の持ち分比率70:30でプロジェクト全体の92.5%の権益)の建設工事を,2020年第3四半期より開始すると発表。[28日]JOGMECは,ニュージーランド政府系研究機関GNS Scienceと地熱分野における技術協力を目的とした「地熱エネルギー分野での協力に係わる覚書」(Memorandum of Understanding : MOU)を再締結したと発表した。GNS ScienceとJOGMECは2015年7月16日に,地熱分野における環境影響評価,資源調査手法の開発,探査技術の向上,貯留層維持・管理,開発地域の地元の理解促進等を含む協力分野において,双方向的技術協力を促進するため,MOUを締結していた。[29日]JX金属は,子会社であるJX金属製錬が大分県から,大分市の大分港大在西地区の土地使用に関する許可を取得し,同地に「JX金属製錬リサイクル物流センター(仮称)」を建設することを発表した。本物流センターでは,銅系リサイクル原料の受け入れ及び出荷を行う計画であり,AIを活用した効率的な原料分析を実施する他,保管建屋,輸送効率化のための原料圧縮機等を設置することとし,2021年10月からの稼働開始を予定している。[国内関係事項][10日]資源エネルギー庁は,2020年3月末時点-207-鉱山第787号2020年8・9月