ブックタイトル鉱山2020年8・9月号
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鉱山2020年8・9月号
2018年度の産業廃棄物の最終処分量は前年度比(2017年度実績比)で見ると,約89万tの減少となった。これは,各業種における3Rや産業廃棄物の減容化の推進等に加え,建設リサイクル法に基づく分別の推進などが定着し,建設汚泥,建設混合廃棄物などの再資源化等率の向上により,建設廃棄物の最終処分量が減少したことが,影響したためと推測される。当業界の一次製錬(銅,鉛,亜鉛,フェロニッケル)の最終処分量は下記の通りである。2018年度の実績は,最終処分量33.2万tであった。8.一般環境関係(1)大気a.ダイオキシン類の排出インベントリー2000年よりダイオキシン類対策特別措置法により,規制対象施設の範囲を広げ,排出規制等が実施された。年々排出総量は減少し,2010年度は1997年度に対し約98%の減少となった。更に,ダイオキシン類対策特別措置法第33条第1項に基づき定められた「我が国におけ(出展:日本経済団体連合会)日本鉱業協会の最終処分量の推移(銅,亜鉛,鉛,フェロニッケル)単位:万トン年度200020102012201320142015201620172018最終処分量66.028.326.133.033.830.731.132.433.2他業界で発生した産業廃棄物を当業界で受入処理した推移(非鉄製錬業界が日本全体として最終処分量削減に貢献した量)単位:千トン年度201020112012201320142015201620172018受入処理量1,5581,4471,4571,4841,5091,4401,4211,5081,560-171-鉱山第787号2020年8・9月