ブックタイトル鉱山2020年4月号

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概要

鉱山2020年4月号

主な出来事(2020年3月)[協会・業界関係事項][2日]JXTGHDは,経済産業省と東京証券取引所が共同で取り組む「健康経営銘柄2020」に選定されたと発表。[2日]三菱マテリアルは,金属事業カンパニーにおいて既存の製錬技術開発拠点に金属鉱山の選鉱をはじめとする資源技術の開発機能を加え,2020年4月1日付で,鉱業技術研究所(香川県香川郡直島町)を設立すると発表。[4日]東北電力グループの東北自然エネルギーは,松川地熱発電所(23,500kW)のリプレースを決め,環境影響評価(環境アセスメント)方法書を経済産業大臣に届出するとともに,岩手県知事及び八幡平市長に送付した。同発電所は,日本初の商業用地熱発電所として1966年に営業運転を開始,設備老朽化のため,2025年の営業運転開始を目指し,出力14,000kW級の発電設備に更新することとした。[4日]三井金属鉱業は,キャリア付き極薄銅箔「MicroThin?」の新規製品となる薄厚キャリア製品の量産出荷を始めたと発表した。新規に開発した「MicroThin?」は,これまで18μm厚みであったキャリア銅箔を12μm厚みに薄厚化した製品である。[9日]三菱マテリアルは,直島製錬所がJIS登録認証機関より,銅スラグ骨材のJIS認証を再取得したと発表。[10日]住友金属鉱山は,同社が生産するリチウムイオン電池向け正極材ニッケルマンガンコバルト酸リチウムが,トヨタ自動車が2020年2月10日に発売を開始した新型車ヤリスのハイブリッド車に採用されたと発表した。[16日]JX金属は,新規事業の創出を目指し,Agorize社(仏)と共同で,3月13日にスタートアップ企業からコンテスト形式で提案を募集するアクセラレータープログラムの最終選考を実施し,コンテストの上位3社を決定したと発表。[16日]三菱マテリアルは,金融安定理事会により設置された気候関連財務情報開示タスクフォースの提言へ賛同するとともに,同提言に賛同する企業や金融機関等からなるTCFDコンソーシアムへの参画を決定したと発表。[16日]野村興産は,二次電池の一種であるNaS電池(ナトリウム・硫黄電池)の処理能力を大幅に向上させるため,新設備を導入したと発表。[17日]三井金属は,新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止を図るためにペルー国政府が発出した非常事態宣言に対応するため,子会社であるCompania Minera Santa Luisa S.A.(ペルー)が保有するワンサラ鉱山及びパルカ鉱山の操業を,3月16日から30日までの15日間停止すると発表。[18日]三井金属は,新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止を図るためにマレーシア国政府が発表した活動制限令に対応するため,銅箔事業の海外子会社であるMitsui Copper Foil(Malaysia)Sdn. Bhd.(セランゴール州)の操業を3月18日から31日まで停止し,最小限の人員による保安操業へ移行すると発表。[18日]住友金属鉱山は,同社の長期ビジョンである「世界の非鉄リーダー」を目指し,実現するための意志表明として,社名ロゴマークのリニューアルとタグライン・シンボルマークを新たに制定したと発表。[18日]石原産業は,茨城県つくば市を本拠とするサッカークラブ「つくばフットボールクラブ」とスポンサー契約を締結したと発表。[23日]三菱マテリアルは,加工事業カンパニーにおける顧客の金属加工の現場への技術サポート拠点として,19日にインド・プネにテクニカルセンターを開設したと発表。本拠点は,世界で9拠点目のテクニカルセンターとなる。[23日]JOGMECは,金属鉱物の探鉱に必要な資金の貸付を行っている。このたび,住友金属鉱山から金属鉱物国内探鉱資金貸付の申請を受け,これを審査した結果,JOGMECの目的とする「金属鉱物の安定的かつ低廉な供給に資する」事業と認められ,かつ,審査基準を満足すると判断されたことから,次の通り貸付を実行した。事業概要:菱刈鉱山(鹿児島県)探鉱事業(対象鉱種:金,銀)貸付先:住友金属鉱山株式会社付金の種類:金属鉱物国内探鉱資金償還期間:7年以内(うち据置期間2年)貸付契約額:650百万円契約締結日:令和2年3月23日鉱山第784号2020年4月-12-