ブックタイトル鉱山2020年2月号

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概要

鉱山2020年2月号

4.株式会社安川電機中間事業所安川電機は産業用ロボットなどのメカトロニクス製品の製造を行うメーカーで1915年の創業以来「電動機(モーター)とその応用」を事業領域に定め,1977年に国内初の全電気式産業ロボット「MOTOMAN(モートマン)」を開発した。以来,溶接,塗装,組立,ハンドリングなどの作業を自動化するロボットを次々に開発し,国内の産業用ロボット市場をリードしてきている。今回は安川電機の中・大型一般産業用ロボットの加工部品から組立までを一貫生産している中間工場を見学させていただいた。工場には若干早く到着したが,今回お世話になった中間事業所総務課村瀬様に案内され,まず,創立100周年を記念して作られたロボットが居合切りをする動画「YASKAWA BUSHIDOPROJECT」を鑑賞させていただいた後,中間第3工場の見学をさせていただいた。午前中は組立を行っているところも見られたとのことであったが,午後からの訪問であったため,組立終わったロボットの耐久試験が行われている様子を見学した。産業用の大型ロボットであるので何度も同じ動作を繰り返しても耐久性に問題ないか,また急な停電の時に安全に停止できるかといった動作を繰り返し行っていた。安川電機といえばサーボモータが有名であるが,これをロボット動作に生かして,6軸や7軸の複雑な動きを再現できている。当業界でも今後ロボット化は進んでいくと思われるが,さらに複雑な動作への対応や安全機能の強化によって,産業用にとどまらず様々な分野での活用が期待できると感じた。5.謝辞今回の現地研究会では,九州工業大学の今給黎助教,髙瀨助教,松本教授,横野教授から新材料に関する最先端の研究成果を伺うことができた。各テーマとも今後ますますの発展が期待できるテーマであり,当協会でも大変興味を持っている。またこの機会をアレンジしていただいたグローバル産学連携センターの本多准教授に深く感謝いたします。トヨタ自動車九州㈱宮田工場では最高級車レクサスの徹底した品質へのこだわり,「なぜ止めた」ではなく「よくぞ止めた」との意識を全員で共有し,不良品を後工程に流さないという品質管理の集大成を見せていただいた。また工場見学では丁寧に各工程の説明をしていただいたPR館スタッフの武井様に感謝いたします。㈱安川電機中間事業所ではやはり居合切りの動画が印象的であった。モーションキャプチャーを使って,動きの再現性を確認していたが,ティーチングを行わずとも動作を再現できるような技術が今後AI化の進展で開発されていくのではないかと感じた。質疑応答では,総務課の村瀬様に長時間にわたり当方の質問にお答えいただきました。改めて感謝申し上げます。最後に今回の現地研究会にご協力いただいた,九州工業大学,トヨタ自動車九州㈱宮田工場,㈱安川電機中間事業所の皆様に感謝いたします。以上写真3株式会社安川電機中間事業所にて集合写真-32-鉱山第783号2020年2・3月