ブックタイトル鉱山2020年2月号

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概要

鉱山2020年2月号

部会報告(機械委員会)パナソニック・コネクティッドソリューションズ社神戸工場見学記~No.1×Only1の融合でのイノベーション戦略は製錬事業に何をもたらすか~三井金属鉱業株式会社金属事業部事業推進部加藤香頭由1.はじめに2019年11月8日,日本鉱業協会機械委員会として,パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社モバイルソリューションズ事業部神戸工場へ訪問し,産業界では下流に相当するパーソナルコンピューターのモノ作りを見学させていただく,貴重な機会を得ることとなった。パーソナルコンピューター自体は規格化されたモジュールで構成され,現時点において機能面における各社の性能差が見いだせないくらいコモディティ化し,組み立て輸出という加工貿易の象徴となっている。成熟度と共に複雑さを増しつつあるパーソナルコンピューター市場において,同社のパーソナルコンピューターはLet's noteの商標で,ビジネスに特化したブランドイメージの定着に至っている。Let's note自体はターゲットを明確にした軽量・長時間駆動に頑丈性能がフィーチャーされていると共に,ニッチな分野へ傾注した経営戦略にも多くの注目が集まっている。そこで本稿では,Let's noteがけん引する同社のJapan Qualityに拘ったビジネスモデルをベースに,今後のモノ作りの活路について考察してみたい。2.商品開発の優位性パーソナルコンピューターは,多数のベンダーが製造しているため,常に価格競争に晒される環境にあり,下方圧力が効いている。一方,Let's noteはメイドインジャパンを固パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社神戸工場概要説明-26-鉱山第783号2020年2・3月