ブックタイトル鉱山2020年2月号

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概要

鉱山2020年2月号

2019年度日本鉱業協会賞No.12(環境・安全担当者会議推薦)秋田ジンクソリューションズの安全への取組み秋田ジンクソリューションズ株式会社本社工場中塩直晴功績の概要秋田ジンクソリューションズ株式会社では,定年退職者が職場を去る中で,平成22年(2010年)から新人者を継続的に採用している。平成26年(2014年)に入社1年6か月の新人者が溶解炉に転落する重傷災害が発生した。本災害により,所轄の労働基準監督署から安全管理特別指導事業場の指定を受け,安全衛生活動の立直しを図る中,新人者安全教育等の見直しを実施した。新人者安全教育等の見直し内容は,以下のとおりである。1.入社時安全教育の見直し2.新人者呼戻し教育の実施3.作業安全評価活動(※)の実施※改善活動をとおして,作業手順書の見直し等を行う活動実施時期1.入社時安全教育の見直し平成30年(2018年)度から2.新人者呼戻し教育の実施平成30年(2018年)度から3.作業安全評価活動の実施平成26年(2014年)10月から成果1.入社して1年以内の新人者に,災害が発生していないこと。2.入社して3年以内の新人者の災害が発生していないこと。ある程度,作業経験を積んだことで安全への理解が深まることが分かった。3.勤続年数を問わず,作業手順書どおりの仕事をして,事故,災害が発生しないことを社員に意識づけしている。鉱山第783号2020年2・3月-13-