ブックタイトル鉱山2020年1月号

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概要

鉱山2020年1月号

ける事業に注力するための資金調達に失敗し,任意管理手続きを開始した。[26日]2019年1~9月のEscondida銅鉱山における銅生産量は対前年同期比8.4%の減少であった。[海外関係事項][11日]米連邦準備制度理事会(FRB)は11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策の現状維持を決め,利下げを4会合ぶりに見送った。記者会見したパウエル議長は「米経済の見通しは良好だ」と主張。先行きの政策予測も,FOMCの中央値は「2020年は利下げも利上げもゼロ」となり,当面は様子見に転じる方針が示された。[15日]スペイン・マドリードで開催された第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)は,各国の温暖化ガス削減目標を引き上げることで合意し,閉幕した。対策の強化が必要との内容を文書に盛り込んだが義務づけておらず,上積み幅も各国の判断に委ねた。実効性の確保が次の課題となる。[15日]12月2日から15日まで,パリ協定の実施指針(運用ルール)の採択に向け,第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25),京都議定書第15回締約国会合(CMP15)が開催された。反政府デモを受けて自国での開催を断念したチリが議長国を務めた。今次会合では,昨年のCOP24で合意に至らなかったパリ協定第6条(市場メカニズム)の実施指針の交渉が一つの焦点となったが,温室効果ガスの排出削減量を二国間で分けあう仕組みなどで議論が難航した。関係法令情報(官報)なし以上-70-鉱山第782号2020年1月