ブックタイトル鉱山2020年1月号

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概要

鉱山2020年1月号

表3 2019(令和元)年度硫酸需給見通し(見直し)[単位H 2 SO 4 100%千トン]年度2018(H30)年度実績A2019(R1)年度見通し(7月)B前年度比2019(R1)年度見通し(12月見直し) C前年度比見通し比上期下期計上期下期計(%)上期実績下期見直し計C/AC/B期初在庫26227026221620021682.521629021682.5100.0生産3,2593,0936,3523,2473,0026,24998.43,2183,0056,22398.099.6製錬ガス2,6202,4925,1122,6472,4015,04798.72,6322,4085,04098.699.9銅出2,2372,1154,3522,2602,0304,29098.62,2522,0334,28598.599.9供給亜鉛出38237876038737175899.738037575599.499.7硫化鉱000000-000--硫黄5565201,0765385411,079100.35235361,06098.598.2その他8480164626112375.0626112374.999.9合計3,5213,3636,6143,4633,2026,46597.83,4343,2956,43997.499.6国内需要1,6571,7633,4201,6461,7513,39799.31,5841,7743,35898.298.8肥料126139265127139265100.2131137269101.4101.2カプロラクタム11911423211711223099.011411222797.798.7酸化チタン240214454240214454100.023321444798.598.5硫酸アルミニウム131129260131129260100.212512925397.697.5フッ化水素酸49551055056105100.45356109103.9103.5需要MMAモノマー57671245767124100.0566712298.898.8鉄鋼151833151833101.0192241126.9125.6紙・パルプ44489243479199.0454994102.3103.3中和石こう121121241122122244101.0132133265109.7108.6鉱山・製錬404584424788105.0435093111.0105.7その他7168161,5327038001,50398.16328051,43893.995.7輸出1,5941,3832,9771,6171,2522,86896.31,5601,3212,88196.8100.4合計3,2513,1476,3983,2633,0026,26597.93,1433,0956,23997.599.6期末在庫27021621620020020092.629020020092.6100.0(4)合計上記結果を前年度と比較すると,生産量は129千トン減少し,期初在庫が46千トン減少しているので供給量全体では175千トン減少している。国内需要量は62千トン減少し,輸出量も96千トン減少して,需要量全体では159千トン減少している。このため期末在庫は16千トン減少の200千トンとなる見込み。2.内訳(1)供給2019(令和元)年度の銅製錬出および亜鉛製錬出の硫酸生産量は,ともに前年度実績を下回る見込みである。銅製錬出は7月見通しを5千トン下回る見込みで,製錬出合計では7月見通しより7千トン下回る見込み(前年度比では98.6%)。硫黄出は7月見通しより19千トン下回る見込み(前年度比では98.5%)。2019(令和元)年度生産計では前年度を129千トン下回り(前年度比では98.0%),7月見通しに対しては26千トン減の99.6%の見込み。(2)需要1国内向け肥料用では7月見通しより4千トン増の269千トンの見込み(前年度比101.4%)。カプロラクタム向けは7月見通しの3千トン減の見込み(前年度比97.7%),酸化チタン向けは7月見通しの7千トン減(前年度比98.5%),硫酸アルミニウム向けは7月見通しの7千トン減(前年度比97.6%),フッ化水素酸向けは7月見通しの4千トン増(前年度比103.9%),MMAモノマー向けは7月見通しの2千トン減,鉄鋼向けは7月見通しの8千トン増,中和石こう向けは7月見通しの21千トン増(前年度比109.7%)の見込みで,国内向け合計では7月見通しに対して39千トン減の見込み(前年度比98.2%)。2輸出上期は前年同期比34千トン減で,フィリピン向けは増加したが,チリ,インド,タイ,マレーシアおよび台湾向けが減少した。在庫を考慮し,下期は前年度比62千トン減の1,321千トンを見込み,2019(令和元)年度では前年度比96千トン減の2,881千トンの見込み。以上鉱山第782号2020年1月-39-