ブックタイトル鉱山2020年1月号

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概要

鉱山2020年1月号

込み。2.内訳(1)供給2019(令和元)年度上期の回収硫黄生産量は7月見通しに対し47千トン減(94.4%)の785千トン(前年同期比94.1%)と減少した。硫黄生産量の減少を考慮し,下期も7月見通しに対し41千トン減の811千トンの見込み。(2)需要1二硫化炭素:国内需要に大きな変化は無く,下期は上期なみの見込み。2加工硫黄:上期は前年度同期よりやや増加したが,下期は上期なみの見込み。3カプロラクタム:上期は前年度同期なみであったが,下期は前年度よりやや増加する見込み。4硫酸原料:硫黄焙焼硫酸の生産減から,上期は前年度同期より減少し,下期の硫酸生産も減少することから,151千トンの見込み,全体では前年度より下回る見込み。5その他:上期は前年度同期より増加したが,下期は7月見通しより減少し,全体で前年度を大幅に上回る見込み。(3)輸出2019(令和元)年度上期の輸出量は前年度同期比42千トン減の520千トンで,中国,インドネシア,インド,韓国,ベトナムおよび台湾向け等に分散し,インドネシア,インド向けは前年同期を上回り,中国,韓国向けは下回った。下期は生産量,内需および在庫を考慮し,前年同期を58千トン下回る546千トンの見込みで,2019(令和元)年度では前年度より99千トン減の1,067千トン(91.5%)の見込み。2019(令和元)年度総合硫黄源(硫酸分)需給見通し(表3,表4参照)1.概要(1)供給見直し生産量は6,223千トンで,7月見通しの6,249千トンに対し26千トン減の99.6%の見込み(前年度比では98.0%)。(2)内需見直し国内需要量は3,358千トンで,7月見通しの3,397千トンに対し39千トン減の98.8%の見込み(前年度比では98.2%)。(3)輸出見直し輸出量は2,881千トンで,7月見通しの2,868千トンに対し13千トン増の100.4%の見込み(前年度比では96.8%)。年度2009H212010H222011H232012H242013H25表2硫黄の輸出実績2014H262015H272016H282017H292018H302018(H30)上期[単位Sトン]2019(R1)上期対前年同期比中国1,186,2381,155,9941,050,5221,021,6641,050,496983,1611,027,0351,140,9251,057,275943,058447,358409,95892%韓国17,13731,16046,59731,01829,81538,77822,27524,90821,55921,92119,3808,82246%台湾2,6084,6589,5241,70011,1251,3453021,2288,03316,03410,6663,50933%フィリピン18,2934082,4653,9604,7464,4492,4721,24450%タイ14606328001,71912,99115,0229,8429,0257,7284,7641,93241%マレーシア352400240192ベトナム24,3987,19515,89316,68714,3087,4025,99281%インドネシア61,77045,92653,68375,647113,681113,33253,63487,60868,62788,69942,18849,383117%インド74,95719,9821527,49635,99764,20070,23974,27364,92324,05439,360164%トルコ176368384304ブラジル432435224192アメリカ1,9192,9761,7601,360イタリア2,5003,140480420スペイン1,5401,0601,060その他171811717623649417263%計1,342,7281,258,1981,160,9591,149,1271,234,3341,190,4111,191,8731,380,1581,269,3201,165,762561,984520,20693%(財務省貿易統計)-38-鉱山第782号2020年1月