ブックタイトル鉱山2019年10月号
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鉱山2019年10月号
主な出来事(2019年9月)[協会・業界関係事項][2日]三菱マテリアルは,IoTやAIに代表される情報技術やメカトロニクス技術を用いて同社グループにおける生産現場のデジタル化・自動化を一層推進するため,本年9月1日付でスマートファクトリー推進センターを設立したと発表した。デジタル化や自動化による更なる品質や生産性の向上を求めて検査装置の自動化を推進し,そこから得られる大量のデジタルデータを活用して生産活動の効率化・高度化に繋げることで,事業競争力強化を図る。[3日]三菱マテリアルは,メキシコにおける切削加工ユーザー向けの新たな技術サポート拠点として,2019年9月2日(現地時間),メキシコのケレタロにテクニカルセンターを開設したと発表した。切削加工ユーザー向けの技術サポートの拠点として,国内に2拠点,海外では米国,スペイン,ドイツ,中国,タイにテクニカルセンターを開設しており,8拠点目となる。[5日]住友金属鉱山と住友商事が出資するシエラゴルダ銅鉱山会社(Sierra Gorda S.C.M.,以下「SGSCM」)は,チリ鉱業協会より『2019年度鉱業協会賞』を受賞した。今回の受賞は,SGSCMが操業上の数々の困難を乗り越えて鉱石処理量を増加させ,安定的な操業を継続していることなど,SGSCMの弛まない努力と優れた操業実績が認められたことによるものである。[10日]三菱マテリアル,三菱ガス化学,電源開発の共同出資会社である安比地熱は,本年8月に安比地熱発電所の建設工事を開始したと発表した。安比地熱は,環境へ配慮した地熱発電所(出力14,900kW)の建設により,CO 2排出量抑制と電力安定供給に貢献するため,2024年4月の運転開始を目指し,安全を最優先に工事を進めていく。[12日]DOWAエコシステムは,子会社のバイオディーゼル岡山において,2019年9月10日付にて新たに一般廃棄物処理施設の設置許可を取得し,食品廃棄物を原料とするバイオマス発電施設の建設を開始することを発表した。バイオディーゼル岡山は,岡山市と連携して廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料を2009年から製造・販売しているが,このたび,飼料や肥料へのリサイクルが難しい食品廃棄物の有効利用を更に進めるため,食品廃棄物を原料とするバイオマス発電を新たに開始する。[17日]日曹金属化学は,9月17日をもって本社を東京都台東区から東京都中央区に移転したと発表。[25日]日本冶金工業は,取締役会において川崎製造所の製鋼工場に高効率電気炉設備の導入を決定したと発表。総投資額は130億円(エネルギー使用合理化等事業者支援事業として一部補助金を充当する予定)で,稼働開始は2022年1月を予定している。[26日]三菱マテリアルは,子会社のユニバーサル製缶社が飲料用空缶の取引に関し,公正取引委員会から独占禁止法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を受けたと発表。課徴金の額は103億5,671万円であるが,2020年3月期第1四半期決算において,約104億円を特別損失に計上済。[27日]三菱マテリアルは,保有するコベルコマテリアル銅管(持分法適用関連会社)の株式の全てを,CTJホールディングス2合同会社(日本産業パートナーズが間接的にその持分の全てを保有する特別目的会社)に譲渡することとしたと発表。譲渡価額は約45億円で,株式譲渡実行日は2020年3月2日の予定。[国内関係事項][2日]NEDOは,国立・国定公園特別地域内での地熱発電開発を促進するため,地熱開発事業者と地域住民などの開発関係者間の合意形成を支援するコミュニケーションツールとして期待されるエコロジカル・ランドスケープデザイン手法や3D景観シミュレーション技術などの環境保全手法の評価を実施する。[9日]関西電力は,熊本県小国町の地熱発電会社「ふるさと熱電」に出資したと発表した。ふるさと熱電は,2015年6月から同町で「わいた発電所」(出力1,995kW)を運転。今後は2020年1月に「わいた第2発電所」(5,000kW)を着工予定で,2023年度中の運転開始を目指している。[11日]安倍晋三首相(自民党総裁)は,第4次安倍政権発足後で2度目となる内閣改造を実施,麻生太郎副総理・財務相と菅義偉官房長官以外は入れ替える大幅な改造となった。[20日]NEDOは地熱発電技術の研究開発事業に取り組んでおり,今般,NEDOと産業技術総合研究所,横河電機,地熱エンジニアリング,西日本技術開発-36-鉱山第779号2019年10月