ブックタイトル鉱山2019年10月号
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鉱山2019年10月号
サンドビックサプライジャパン社正面玄関にて集合写真ンショックと世の中の経済は,様々な酷難に見舞われました。同社への影響も,厳しいものであったとお伺いしました。どう乗り切ったかは,特徴1)に代表される5Sを筆頭に様々な打ち手と,全社員一丸となって取り組んだ結果とのことでした。工場内(見学ルート)に過去に使用したスローガンボードが掲示してあり,『「リードタイムで世界一」:油断すると何かが起こる』いつも順風満帆ではない,こういう時もある,我々はこれを過去の事にしてはならない,次の世代にもしっかり伝えて行くんだ,という気概を感じ取ることが出来ました。我々は,喉元を過ぎると忘れる癖があり,直ぐに新しいボードに架け替えてしまいがちですが,若手に伝えるためのインパクトのある掲示方法であるので,参考にさせていただきたいと思いました。3.恵和(けいわ)興業㈱様開発営業本部の堀切本部長様,本多部長様より,ご挨拶並びに概要説明を頂きました。設立は1977年,見学した工場は宮城県仙台市泉区にあり,主に建設系産業廃棄物等の収集運搬・中間処理業をされ,同社の造粒固化技術により広く社会に貢献されている会社です。また,「エネルギーの地産地消」を掲げ,小規模木質バイオマスにも取り組まれています。当日,早めに到着してしまい,我々の為に準備を早めていただき,お手数をお掛け致しました。また,非常に暑い中,ご案内いただき有難うございました。特徴1)東日本大震災との関係震災で発生した災害がれき(宮城県災害廃棄物処理業務気仙沼ブロック南三陸処理区内)の約61,000tを,約1年間で処理し,土木資材として再生,復興資材として有効利用されました。鉛を含んだ漁網の選別に苦労されたようですが,同社の造粒固化技術により処理区全体で99%のリサイクル率を達成するなど貢献されたとのこと。また,原発事故の影響により復興に遅れが生じている福島県浜通り地方にある楢葉町に,南鉱山第779号2019年10月-21-