ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

値となって越月した。(3)2018(平成30)年7~9月7月は2日に4,494円でスタート,上旬から中旬までは,海外相場と為替相場の動きに合わせる形でほぼ4,300~4,400円の間で上げ下げを繰り返した。ところが,下旬の海外相場が下押しすると,4,400円台を割り込み4,300円台後半での値動きとなった。31日には4,385円と月間最安値をつけるとともに,2016(平成28)年12月以来1年7ヵ月ぶりの安値となって越月した。8月は1日に4,419円でスタート,上旬から中旬にかけては海外相場の続落基調から弱含みで推移した。旧盆明けの16日には海外相場の$1,200/トロイオンス台割れから4,175円をつけ,月間最安値となるとともに2016年1月以来2年7ヵ月ぶりの安値を記録した。しかし,下旬になると,海外相場の緩やかな回復から,すぐに値を戻し,17日には4,200円台,27日には4,300円台に達し,31日には4,308円となって越月した。9月は海外相場の動きに合わせ,ほぼ4,300円台前半で,安定した値動きとなった。3日に4,300円丁度でスタート,10日に4,300円台を割り込むが,すぐに同水準を回復,21日には海外相場高と円安から4,400円丁度に到達するも,すぐに4,300円台へ下落した。28日には4,347円をつけて越月した。(4)2018(平成30)年10~12月10月は円安基調から概ね4,400円台を堅調推移した。1日に4,379円でスタート,3日には4,400円台に達した。9~11日と同水準を割り込むも,11日には4,400円台に復帰した。その後はほぼ4,400円台後半で推移,31日には4,473円と月初を100円上回る水準で翌月入りした。11月は1日に4,444円でスタート,上旬は円安基調から4,500円台をキープした。中旬以降は,海外相場は弱含み傾向だったものの,為替があまり大きな変動をみせなかったことで,概ね4,400円台後半で安定した値動きを示した。30日も4,488円と4,400円台後半を保って越月した。12月は3日に4,494円でスタート,4日以降は海外相場が,多少の上下動がありつつも,概ね堅調に推移したことで,年末まで4,500円台をキープした。12日には4,570円と月間最高値をつけ,27日には4,567円となって越年した。(5)2019(平成31)年1~3月2019(平成31)年1月は4日に4,514円でスタート,10日に4,509円まで落ち込むものの,その後は海外相場の上げに合わせ,ほぼ一本調子で上昇した。28日には4,600円台に乗せ,31日には4,646円と月間最高値をつけるとともに,前の年6月以来7ヵ月ぶりの高値をつけて越月した。2月は1日に4,646円でスタート,月前半は海外相場が$1,300台前半で弱含み推移だったことから,概ね4,600円台後半でのおとなしい展開となった。ところが,月後半は海外相場の上昇から,18日以降4,700円台へ上昇,月末まで一度も4,700円台を割ることなく,28日には4,730円をつけて越月した。20日は,2月では一度切りだったが,4,816円と4,800円台に到達し,前の年の1月以来1年1ヵ月ぶりの高値を記録した。3月は1日に4,745円と月間最高値でスタート,上旬から中旬にかけては海外相場の下落から概ね4,700円台を割り込んだところでの小動きに終始した。下旬では,海外相場の反発から再び4,700円台を回復するも,月末では,海外相場の急落から再び4,700円台を割り込んだ。29日には,4,630円と月間最安値をつけて越月した。(6)2019年4月以降4月は1日に4,643円でスタート,上旬から中旬にかけては,上旬での海外相場の回復基調からやや上向き,11日には4,696円と月間最高値をつけた。ところが,下旬では海外相場の弱含み傾向から続落,24日には4,600円と月間最安値をつけるとともに,本年1月以来の安値となった。26日には,やや戻し4,625円となって越月した。-51-鉱山第778号2019年8・9月