ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

概要

鉱山2019年8・9月号

（2）休廃止鉱山の鉱害防止に係るエネルギー使用合理化事業費補助金230（663）（補助率3／4）地方公共団体等が実施する鉱害防止事業のエネルギー使用の合理化に係る経費の一部を補助し，長期にわたり安定的かつ効率的に鉱害防止を実施。（3）産業保安等技術基準策定研究開発等委託費のうち，・鉱山保安等に係る調査研究事業595の内数（600の内数）鉱山における環境影響評価に関する調査研究や，鉱山に係る産業人材の高度化に関する調査研究を行う。（4）休廃止鉱山における坑廃水処理の高度化調査研究事業180（150）休廃止鉱山における坑廃水処理等の省エネ化のため，休廃止鉱山における地下水の挙動のシミュレーションを用いた坑廃水量の削減手法を確立させるための検討，重金属除去作用を有する植物や微生物を利用した自然回帰型坑廃水浄化に関する効果検証などを実施する。2．独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構による鉱害防止支援（1）鉱害防止支援業務独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構（JOGMEC）の運営に必要な経費等について交付金を交付する（地方公共団体が実施する鉱害防止事業に対するコンサルティング，融資業務など）。・（独）石油天然ガス・金属鉱物資源機構金属鉱物業運営費交付金3,685の内数（3,685の内数）※資源機構の鉱害防止部門に必要な経費は，資源エネルギー庁において要求する。（2）鉱害防止融資6億円（8億円）※財政投融資のうち財政融資を原資にして，鉱害防止資金（使用済特定施設鉱害防止工事及び坑廃水処理1鉱害防止資金融資（財政融資事業規模6.0億円（8.0億円））うち緊急時災害復旧（融資枠1億円，貸付比率90％以内）2鉱害防止事業基金拠出金資金融資（〃〃0億円（0億円））3鉱害負担金資金融資（〃〃0億円（0億円））事業分，うち緊急時災害復旧（鉱害防止工事）を含む）及び，鉱害負担金資金への融資事業を実施。Ⅱ．石油・天然ガス鉱山の危害・鉱害防止対策（1）廃止石油坑井封鎖事業費補助金250（124）既に鉱業権が消滅しており，漏油等の鉱害防止対策を実施すべき義務者が存在しない廃止石油坑井の封鎖工事を実施する地方公共団体に対し補助金を交付する。（補助率3／4）（2）石油・ガス供給等に係る保安対策調査等委託費のうち，・石油・天然ガス開発に係る国内外の保安技術動向調査646の内数（650の内数）石油・天然ガス開発に係る国内外の保安技術動向等に関する調査を行い，我が国における当該開発に係る技術指針等に反映させるための調査検討を実施する。また，国内石油・天然ガス鉱山等に関する調査研究を実施する。Ⅲ．火薬類の保安対策（1）火薬類爆発影響低減化技術基準検討事業595の内数（600の内数）保安距離の短縮や最大貯蔵量等の拡大を行った場合であっても，製造所や火薬庫が爆発した際の外部（建物や人）への影響を低減す－21－鉱山第778号2019年8・9月