ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

ページ
26/278

このページは 鉱山2019年8・9月号 の電子ブックに掲載されている26ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

鉱山2019年8・9月号

また商業化にあたっては,鉱石処理プロセスにおいて,ヒ素を含む不純物の効率的な除去が必要であり,海底熱水鉱床のみならず,陸上の既存の鉱山においても喫緊の課題であることから,銅鉱石中のヒ素を効率的に分離・処分することを可能とする技術開発を進め,陸上で確立した技術を海底熱水鉱床にも応用することを目指す。(1)の予算:エネルギー対策特別会計(百万円)令和元年度平成30年度8,700 8,700(2)の予算:一般会計(百万円)令和元年度平成30年度680 7005.その他(1)独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)運営費交付金(金属鉱業一般勘定・投融資等金属鉱産物備蓄勘定)〔一般〕レアメタル等金属鉱物の安定供給確保等のため,JOGMECの運営費(金属鉱業,備蓄など)を交付する。予算:一般会計(百万円)令和元年度平成30年度3,700 3,685(2)国際非鉄金属研究会分担金〔一般〕非鉄金属に関する世界の需給動向等を把握するため,生産国及び消費国をメンバーとする研究会の活動に参画する。予算:一般会計(百万円)令和元年度平成30年度10 10Ⅱ.製造産業局金属課関係(1)資源循環システム高度化促進事業(鉱物資源課と共通)〔一般〕国内外の地上資源の高度活用システムを構築し,資源・エネルギーの安定供給及び省資源・省エネルギー化を実現するための技術開発及び実証事業を行う。国内外の資源循環の高度化を図るとともに,国際的に需要の増大が見込まれる有用金属の安定確保にも寄与する。(1)戦略的都市鉱山活用技術・システム研究開発事業AI・ロボット技術を活用した自動選別システムや高効率な金属製錬技術等のリサイクル技術を開発するとともに,動脈産業・静脈産業の情報連携システムを開発する。(2)資源循環システム構築のための海外実証事業我が国のリサイクル関連技術・システム及び政策ツール等のノウハウを活用し,有効性を可視化することで,相手国側とともにアジアでの資源循環システム構築に向け,政策対話や制度構築と一体となった海外実証事業を行う。予算:一般会計(百万円)令和元年度平成30年度940 1,030◆令和元年度財政投融資計画財政投融資特別会計(産業投資)出融資等事業金属鉱物資源開発については,民間企業だけで行うにはリスクが大きすぎることから,民間金融を補完し,我が国への金属鉱物資源の安定供給確保を図るため,探鉱に必要な資金の出資・融資及び開発に必要な資金の出資・債務保証等を行う。予算:(億円)令和元年度平成30年度197.0 [70.0] 313.0 [158.0][ ]内は,自己資金で内数鉱山第778号2019年8・9月-18-