ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

ページ
256/278

このページは 鉱山2019年8・9月号 の電子ブックに掲載されている256ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

鉱山2019年8・9月号

写真2科学の祭典会場入口には開場前から長蛇の列が出来た。野依良治館長の開会挨拶後,入場開始と共に目当てのブースに駆け込む姿が見えた(2)日本鉱業協会の出展内容(1金ぞくすい理ゲーム,2鉱山VR,3鉱石地金展示)1金ぞくすい理ゲーム―鉱山から地金まで―正体を明かしていない金属板(12×50×0.5mm)5種と,各金属の色,比重,剛性率,磁性,熱伝導率のデータを参加者に配布。参加者は,自分の手で重さや硬さを体感したり,磁石や示温テープを用いて磁性や熱伝導の違いを実験で調べる。それぞれの金属板が銅,鉛,亜鉛,鉄,アルミニウムのどれか鑑定する体験を通し,非鉄金属への理解と興味を深めてもらうこととした(約20分)。当該出展の企画は,一人でも多くの子供達に,非鉄金属に関する本質的な特性を学ぶ骨太なイベントを体験してもらいたいという思いを出発点に,検討を進めた。その中で,子供達が「自ら考えること」を通じて,論理的思考力及び合理的思考力を向上させることを目的としたイベント企画及び教材開発等を請け負う「合同会社サイエンスシーズ」(埼玉県さいたま市)に協力していただくこととし,イベント準備から開催までご尽力いただいた。鉱山第778号2019年8・9月-248-