ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

鉱業政策2019(令和元)年度鉱物資源政策関連予算Ⅰ.資源・燃料部鉱物資源課関係1.海外資源確保(1)希少金属資源開発推進基盤整備事業〔一般〕(2)鉱物資源開発の推進のための探査等事業委託費〔エネ特〕再エネ機器や省エネ機器等に必要不可欠な鉱物資源について,資源国企業等と資源探査等を実施し,有望案件を我が国企業に引き継ぐことで,資源開発の促進や資源国との関係強化や鉱物資源の供給源の多角化を図り,安定供給確保を目指す。(1)の予算:一般会計(百万円)令和元年度平成30年度380 380(2)の予算:エネルギー対策特別会計(百万円)令和元年度平成30年度1,980 2,0002.リサイクル・製錬技術等(1)資源循環システム高度化促進事業〔エネ特〕(旧:高効率な資源循環システムを構築するためのリサイクル技術の研究開発事業)我が国の都市鉱山からレアメタル等の金属資源を効率的にリサイクルするため,廃小型家電等を製品レベル・部品レベルで自動選別するプロセスや少量多品種に対応した高効率な製錬プロセスを開発する。(※)令和元年度より「省エネ型資源循環システムのアジア展開に向けた実証事業」と統合。予算:エネルギー対策特別会計(百万円)令和元年度平成30年度940 1,0303.レアメタル備蓄(1)希少金属備蓄対策事業〔一般〕代替が困難で,供給国の偏りが著しいレアメタル等について,短期的な供給障害等に備えるため,JOGMECが行う国家備蓄事業に必要な経費を補助する。予算:一般会計(百万円)令和元年度平成30年度360 3824.海洋鉱物資源開発等(1)海洋鉱物資源開発に向けた資源量評価・生産技術等調査事業委託費〔エネ特〕(2)海底熱水鉱床生産技術及び銅鉱石不純物低減技術開発等調査事業〔一般〕我が国周辺海域に存在する海底熱水鉱床やコバルトリッチクラスト等の海洋鉱物資源開発に必要な技術の確立を目指す。このため,2019年度は,海底熱水鉱床については,2017年度に行った「採鉱・揚鉱パイロット試験」で抽出された技術課題や2018年度の経済性評価を含む操業評価も踏まえ,事業者が参入判断ができるレベルの資源量の把握や将来の商業化システムを見据えた課題解決の取組を実施する。コバルトリッチクラストについては,海底熱水鉱床の開発で培った技術を応用しつつ,採鉱技術に関する調査を行う。また,海洋鉱物資源に共通する生産関連技術の基礎調査等を行う。-17-鉱山第778号2019年8・9月