ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

表3 2019年度(令和元年度)総合硫黄源(硫酸分)需給見通し[単位:H 2 SO 4 100%千トン]2015年度2016年度2017年度2018年度(平成30年度)実績2019年度(令和元年度)見通し平成27年度平成28年度平成29年度上期下期計上期下期計前年度比期初在庫21928520826227026221620021682.5%生産6,2956,3426,2223,2593,0936,3523,2473,0026,24998.4%製錬ガス5,0665,1104,9452,6202,4925,1122,6472,4015,04798.7%供銅出4,2704,3124,1812,2372,1154,3522,2602,0304,29098.6%亜鉛出79679876438237876038737175899.7%給硫化鉱000000000-硫黄焙焼1,0741,0741,1145565201,0765385411,079100.3%その他1551581638480164626112375.0%合計6,5146,6276,4303,5213,3636,6143,4633,2026,46597.8%肥料318319306126139265127139265100.2%カプロラクタム29524624711911423211711223099.0%酸化チタン408429454240214454240214454100.0%硫酸アルミニウム269269265131129260131129260100.2%フッ化水素酸10810210549551055056105100.4%MMAモノマー11912412457671245767124100.0%需鉄鋼323132151833151833101.0%要紙・パルプ961029544489243479199.0%中和石こう236249250121121241122122244101.0%鉱山・製錬736775404584424788105.0%その他1,5181,5401,6527168161,5327038001,50398.1%国内需要3,4723,4793,6041,6571,7633,4201,6461,7513,39799.3%輸出2,7572,9412,5631,5941,3832,9771,6171,2522,86896.3%合計6,2286,4196,1683,2513,1476,3983,2633,0026,26597.9%期末在庫28520826227021621620020020092.6%元)年度の製錬ガス出全体では前年度比98.7%,65千トン減の5,047千トンを見込む。また,硫黄焙焼全体では前年度比100.3%,3千トン増の1,079千トンを見込む。その他出では,前年度比75.0%,41千トン減の123千トンを見込む。生産全体では前年度比98.4%,103千トン減の6,249千トンを見込む。(2)内需12019(令和元)年度の副生硫安はほぼ前年度並みを見込むが,リン酸肥料向けは2.9%需要減の見通しであり,肥料用全体では前年度並みの265千トンの需要を見込む。2カプロラクタム向けでは,そのポリマーのナイロン6はナイロン繊維およびフィルム,成形品等に使用されているが,アジア市場の低迷から,前年度比99.0%,2千トン減の230千トンの需要を見込む。3酸化チタン向けでは,インキ・塗料用に使用されているが,中国の環境規制による操業率低下などがあるため,前年度並みの454千トンを見込む。4製紙関連,排水処理用の硫酸アルミニウム,フッ化水素酸,鉄鋼向けは前年度より微増の需要を見込む。5中和石こう向けは,公共事業,都市部における再開発工事などのセメント需要増から,前年度比101.0%,3千トン増の244千トンを見込む。6内需全体では99.3%,23千トン減の3,397千トンを見込む。(3)輸出海外の硫酸需要は活発であるが,2019(令和元)年度は前年度より硫酸生産が下回るため輸出向けは前年度比96.3%,109千トン減の2,868千トンを見込む。輸出量の大部分は前年度と同様にフィリピンを中心とした,インド,チリ,タイ,台湾等向けを見込む。以上-241-鉱山第778号2019年8・9月