ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

年度2009H212010H222011H232012H24表2硫黄の輸出実績2013H252014H262015H272016H282017H292018H3017(H29)上期[単位:Sトン]18(H30)上期対前年同期比中国1,186,2381,155,9941,050,5221,021,6641,050,496983,1611,027,0351,140,9251,057,275943,058548,934447,35881%韓国17,13731,16046,59731,01829,81538,77822,27524,90821,55921,92110,59919,380183%台湾2,6084,6589,5241,70011,1251,3453021,2288,03316,0345,31410,666201%フィリピン18,2934082,4653,9604,7464,4492,2782,472109%タイ14606328001,71912,99115,0229,8429,0257,7284,9664,76496%マレーシア352400240192192100%ベトナム24,3987,19515,89316,68714,3087,7587,40295%インドネシア61,77045,92653,68375,647113,681113,33253,63487,60868,62788,69929,26042,188144%インド74,95719,9821527,49635,99764,20070,23974,27364,92329,75524,05481%トルコ176368384160304190%ブラジル43243522421119291%アメリカ1,9192,9761,7601,4621,36093%イタリア2,5003,14048094042045%スペイン1,5401,0601,5401,06069%その他1718117176236494128172134%計1,342,7281,258,1981,160,9591,149,1271,234,3341,190,4111,191,8731,380,1581,269,3201,165,762643,497561,98487%(財務省貿易統計)となり,減少する見通しである。(2)内需1二硫化炭素:上期および下期とも前年度並みを見込む。2加工硫黄:上期および下期とも前年度並みを見込む。3カプロラクタム:上期および下期とも前年度並みを見込む。4硫酸原料:工業向け硫酸の需要増などによる硫黄焙焼硫酸の生産の増加から,上期の硫黄需要が152千トンで,下期の硫黄需要が155千トンを見込み,全体では前年度より4千トン増の307千トンを見込む。5その他:石鹸洗剤,無機薬品,化成品,紙・パルプ等はほぼ前年度並みであるが,飼料添加物用などの大幅な増加を見込む。(3)輸出中国向けを中心に前年度を下回る1,146千トン(前年度比98.3%)を見込む。2019年度(令和元年度)総合硫黄源(硫酸分)需給見通し(表3,表4参照)1.概要(1)供給硫酸生産量は前年度比98.4%,103千トン減の6,249千トンの見込み。(2)内需国内需要量は前年度比99.3%,24千トン減の3,397千トンの見込み。(3)輸出硫酸輸出量は前年度比96.3%,109千トン減の2,868千トンの見込み。(4)全体上記結果を前年度と比較すると,期初在庫は46千トン減少し,生産が103千トン減少するため供給全体では149千トンの減少となる。一方,国内需要は24千トン減少し,輸出が109千トン減少し,期末在庫が16千トン減少する見込みである。2.内訳(1)供給2019(令和元)年度上期では,銅製錬出の硫酸生産は前年同期比1.0%の増,亜鉛製錬出の硫酸生産は前年同期比1.3%の増,下期の銅製錬出は2社の大型製錬所での定期修理の予定があるため前年同期比4.0%減少し,亜鉛製錬出は前年同期比1.9%減少する。2019(令和鉱山第778号2019年8・9月-240-