ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

産業動向2019(令和元)年度総合硫黄源(硫黄,硫酸)需給見通し(見直し)について硫酸協会2019(令和元)年7月11日(木)に硫酸協会会議室にて硫酸協会事務局,同協会会員代表,関係団体並びに輸出関係の商社を委員とし,経済産業省の関係部局をオブザーバーとして,2019(令和元)年度第1回総合硫黄源対策ワーキンググループ(事務局硫酸協会)が開催され,以下のように2019(令和元)年度の硫黄および硫酸の需給見通しが策定されたので,その概要を紹介する。2019年度(令和元年度)総合硫黄源(硫黄分)需給見通し概要(表1,表2参照)1.概要(1)供給生産量は1,684千トン(前年度比99.8%)で減少する見通し。(2)内需国内需要量は539千トン(前年度比104.5%)で増加する見通し。(3)輸出輸出量は1,146千トン(前年度比98.3%)で減少する見通し。(4)全体上記結果を前年度と比較すると,期初在庫は6千トン増加し,生産が4千トン減少し,供給全体では3千トンの増加の見通しである。一方,国内需要は23千トン増加し,輸出は20千トン減少するため,期末在庫は増減しない見通しである。2.内訳(1)供給石油精製からの回収硫黄生産量は,燃料油需要の減少などを考慮し,上期832千トン(前年同期比99.8%),下期852千トン(同比99.8%),年度計では1,684千トン(同比99.8%)表1 2019年度(令和元年度)総合硫黄源(硫黄分)需給見通し注)2019年度(令和元年度)の硫黄生産量および輸出量は硫酸協会の推測値[単位:千トン]2015年度2016年度2017年度2018年度(平成30年度)実績2019年度(令和元年度)見通し平成27年度平成28年度平成29年度上期下期計上期下期計対前年度比期初在庫172225170134147134140140140104.7%供給生産1,7591,8121,7578348541,6888328521,68499.8%合計1,9312,0371,9279681,0011,8229739921,825100.2%国内需要515487523259256516267272539104.5%二硫化炭素40373820193920193999.9%加工硫黄18181789189918100.9%石鹸洗剤8994595510108.4%需要カプロラクタム133104105495110049519999.2%硫酸原料299303318156147303152155307101.2%その他171537202646323366141.8%輸出1,1921,3801,2695626041,1665665801,14698.3%合計1,7071,8671,7938218601,6818338521,685100.2%期末在庫22517013414714014014014014099.8%-239-鉱山第778号2019年8・9月