ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

業許可(IUPK)への移行提案書を提出した。政府との交渉は難航したが,最終的に政府はIUPKを発行し輸出許可枠も与えた。フリーポートは政府と過半数株式譲渡に関する交渉を行い,インドネシア政府は2018年12月,政府が過半数株主になったことを発表した。・人材育成鉱業協会は,2018(平成30)年度も引き続き,科学技術館(東京都千代田区)で小中学生を対象とした子供向け常設展示「Metal Factory」を運営した。また,初めての取組として,8月21日に科学技術館において小中学生を対象とした実験イベントを実施した。非鉄金属の特性や産業構造概観を説明しつつ,「銀鏡」を製作することにより,非鉄金属が身の回りの製品に必要不可欠な素材であることを理解し,親しみをもってもらう事を目的とした。一般財団法人国際資源開発研修センターにおいては若手社員を,一般社団法人資源・素材学会では大学生や大学院生を対象とした資源・製錬分野の人材育成教育が実施され,鉱業協会も人的・財政的な支援を行った。新規施策として始めた,日本経団連の経済広報センター主催の「企業人派遣講座」への参画では,大学生へ向けて非鉄業界の理解と認知度を高める取組を行った。会員企業から講師を派遣し,大学が設定するテーマに沿って講義を行った。2018(平成30)年度は3大学で実施した。銅鉛亜鉛国内生産量2016年度(平成28年度)2017年度(平成29年度)(単位:千トン)2018年度(平成30年度)生産1,5351,5121,571見掛け消費9959931,010生産198201194見掛け消費233239233生産528525521見掛け消費4824804792016年度(平成28年度)国内平均建値2017年度(平成29年度)(単位:千円/トン)2018年度(平成30年度)銅604757747鉛275324299亜鉛306387354鉱山第778号2019年8・9月-16-