ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

(出展:日本経済団体連合会)日本鉱業協会の最終処分量の推移(銅,亜鉛,鉛,フェロニッケル)単位:万トン年度20002010201220132014201520162017最終処分量66.028.826.133.033.830.731.132.4他業界で発生した産業廃棄物を当業界で受入処理した推移(非鉄製錬業界が日本全体として最終処分量削減に貢献した量)単位:千トン年度20102011201220132014201520162017受入処理量1,5581,4471,4571,4841,5091,4401,4211,5088.一般環境関係(1)大気a.ダイオキシン類の排出インベトリー平成12年よりダイオキシン類対策特別措置法により,規制対象施設の範囲を広げ,排出規制等が実施された。年々排出総量は減少し,平成22年度は平成9年度に対し約98%の減少となった。更に,ダイオキシン類対策特別措置法第33条第1項に基づき定められた「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」(平成24年環境省告示第115号)において,ダイオキシン類削減目標量(大気への排出のうち火葬場,たばこの煙,自動車排出ガスを除く。)は,当面の間,176g-TEQ/年とされている。平成29年の削減目標量に対する排出量は103g-TEQ/年で,この目標量を下回っており,着実に減少している。(2)水質a.排水規制対応1ほう素ほう素については,2011年7月より排水基準10mg/Lが施行され,当業界では相当の費用を掛けて試験に取り組んできたが,有効な技術導入に至らず,鉱業部門には暫定排水基準が適用されている。-213-鉱山第778号2019年8・9月