ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

ページ
213/278

このページは 鉱山2019年8・9月号 の電子ブックに掲載されている213ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

鉱山2019年8・9月号

(45.7%)減少の166億円となった。(2)対処すべき課題(機能材料部門)機能材料事業においては,キャリア付極薄銅箔の5G(注1)関連市場などへの拡販,排ガス浄化触媒では,中期経営計画「16中計」で戦力化した四輪車向け排ガス浄化触媒を拡販していく。また,市場共創による新規事業創出の取り組みとして,全固体電池用の材料開発や次世代の微細回路形成材料の開発などにも引き続き注力していく。(注1)5G:第5世代の通信方式であり,大容量,ハイスピード通信が可能となる。日本での本格的サービス開始は,2020年以降の予定。(3)研究開発活動(機能材料部門)機能材料部門においては,環境,エネルギー,エレクトロニクス分野の材料を中心に研究開発を行っている。環境分野では,車載向け排ガス浄化触媒,環境浄化用触媒の開発等を行っている。エネルギー分野では,次世代リチウムイオン二次電池用材料の開発,燃料電池向け機能材料の開発等を行っている。エレクトロニクス分野では,パワーデバイス用材料の開発,次世代ICパッケージ材料の開発,新規ターゲット材の開発等を行っている。この結果,当事業に係る研究開発費は78億68百万円である。-205-鉱山第778号2019年8・9月