ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

WG13銅,亜鉛精鉱中の銀の定量方法(湿式分解-ICP/AAS法)WG14銅,鉛,亜鉛精鉱中の水銀の定量方法(湿式分解-還元気化AAS法)WG15銅,鉛,亜鉛精鉱中のひ素の定量方法(湿式分解-ICP法,湿式分解-鉄共沈-ICP法)WG16銅,鉛,亜鉛精鉱中のふっ素の定量方法(融解-イオン電極法)WG17銅,鉛,亜鉛精鉱中の金,銀の定量方法(乾式融解-灰吹-AAS/ICP/重量法)WG18蛍光X線分析法(溶融ビード-蛍光X線法)WG19銅,鉛,亜鉛精鉱中の水溶性塩素の定量方法WG20ニッケル精鉱中のニッケルの定量方法(ジメチルグリオキシム重量法,ジメチルグリオキシム滴定法,AAS法)WG21銅,鉛,亜鉛,ニッケル精鉱中の全塩素の定量方法WG22銅,鉛,亜鉛,ニッケル精鉱の吸着水分測定方法WG23銅,鉛,亜鉛,ニッケル精鉱中のカドミウムの定量方法(湿式分解-ICP法,AAS法)WG24イオンクロマトグラフィーによるふっ素及び塩素の定量方法SG 1 AAS/ICP法の検量線SG 2精度・正確性の調査,評価SG 3高含金精鉱の採取方法SG 4高含金精鉱の前処理方法SG 5銅,鉛,亜鉛精鉱中のひ素の定量方法(試料分解方法等の検討)SG 6吸着水分補正方法のニッケル精鉱への適用SG 7サンプリング,バイアスを求める実験方法SG 8水分の迅速分析方法SG 9マイクロウェーブ分解法の適用性調査SG10暴露時間と粉砕時間の影響これまでに,主に銅,鉛,亜鉛精鉱のサンプリング関係,買鉱対象主成分(各精鉱中の銅,鉛,亜鉛分析)及び金,銀の分析方法の制定が終了しており,現在は,既に制定された規格の修正,銀の湿式分析法の制定,ペナルティー成分の分析方法の制定が主な審議テーマとなっている。現在,活動中のWG及びSGは,WG9,WG10,WG11,WG13,WG14,WG16,WG21,WG23,WG24及びSG4,SG5,SG10である。規格の制定において重要なTC183の国際会議は,2年に1回開催される。2018(平成30)年度はオーストラリアのシドニーで2019(平成31)年3月11日~15日の会期で開催された。次回の国際会議は,2020(令和2)年にブラジルで開催される予定である。活動内容については「‘分析’のⅠ銅,鉛及び亜鉛精鉱のサンプリング,化学分析及び物理試験の国際標準化(ISO/TC183国内委員会活動)」を参照されたい。ⅡJIS規格改正JIS M 8102(粗銅地金-サンプリング方法及び水分測定方法)について,引用規格が廃止されていることが判明したため,整合作業を行った。2019(令和元)年に追補が発行される予定。Ⅲその他の標準化事業2018(平成30)年度に実施した事業は次の通りである。・経済産業省助成戦略的国際標準化加速事業「銅,鉛及び亜鉛精鉱中の銀,ひ素,カドミウム及びふっ素定量方法に関する国際標準化」・一般財団法人日本鉱業振興会助成「効率化を考慮した鉱石分析方法の統一化,標準化に関する研究」・JISの見直し調査日本鉱業協会が管轄するJISについて見直し調査を実施し,2019(平成31)年度にJIS H 1121(鉛地金分析方法)及びJIS H 1123(鉛地金の光電測光法による発光分光分析方法)について改正を行うこととした。鉱山第778号2019年8・9月-174-