ブックタイトル鉱山2019年8・9月号

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概要

鉱山2019年8・9月号

ィリピンは15.0%減の29.4千t,ニューカレドニアは20.6%増の34.8千tとなった。(表41参照)注1注2,3,4,5内閣府(令和元年度年次経済財政報告)3.消費日本鉱業協会調べ2018年度のニッケル(リファインド,チャージ,硫酸ニッケル)の消費は前年度比5.7%増の182.7千t(見掛値)と4年連続の増加を記録した。(表1参照)このうち,特殊鋼(ステンレス鋼を含む)向けは2.4%減の97.5千t(報告値)で,ニッケルの品種別には,メタルニッケルが0.1%増の40.5千t,フェロニッケルは2.6%減の199.2千グロスt(ニッケル含有量32.5千t),酸化ニッケルは24.5千tであった。(表1,2,3参照)2018年度のステンレス鋼生産(熱間圧延ベース)は1.9%減の2,841千tと3年ぶりに減少した。四半期別では,2018年10~12月期に5.5%減少し,続く2019年1~3月期に10.0%減少するなど,年度の後半から減少幅が拡大している。内訳はクロム系が前年度比2.5%減の1,357千t,ニッケル系は1.2%減の1,483千tとそれぞれ2018年1~3月期以降減少に転じている。(表5参照)2018年度のステンレス鋼の用途別受注実績は前年度比7.6%減少した。内訳は内需向けが7.9%減少,輸出向けは6.9%減少した。内需の部門別では,自動車用が1.0%減,電気機械用が6.5%減,家庭用・業務用が8.1%減,建設用が4.7%減,産業用が11.5%減となった。(表6参照)メタルニッケルの特殊鋼向けのうちステンレス鋼以外の用途では,原油価格回復に伴う鋼管用途が増加するほか,電池向けは引き続き増加表5ステンレス熱間圧延鋼材鋼種別生産実績クローム系ニッケル系(単位:t,%)合計数量前年同期? ?率数量前年同期? ?率数量前年同期?2014年(暦年)1,330,168▲4.647.51,468,5590.452.52,798,727▲2.12015年(暦年)1,330,168▲7.447.51,468,559▲5.852.52,798,727▲6.62016年(暦年)1,299,340▲2.346.71,484,7891.153.32,784,129▲0.52017年(暦年)1,373,4125.748.21,477,437▲0.551.82,850,8492.42018年(暦年)1,394,5021.547.81,522,5613.152.22,917,0632.32014年(年度)1,285,654▲9.746.41,483,7590.853.62,769,413▲4.42015年(年度)1,285,654▲10.546.41,483,759▲3.253.62,769,413▲6.72016年(年度)1,332,2623.647.51,471,613▲0.852.52,803,8751.22017年(年度)1,392,7478.348.11,502,0971.251.92,894,8444.52018年(年度)1,357,247▲2.547.81,483,416▲1.252.22,840,663▲1.92017年1?3?340,16510.747.4377,438▲3.452.6717,6032.82017年4?6?342,7727.850.3338,291▲4.049.7681,0631.62017年7?9?344,0493.548.5365,206▲3.851.5709,255▲0.42017年10?12?346,4261.446.6396,5029.553.4742,9285.62018年1?3?359,5005.747.2402,0986.552.8761,5986.12018年4?6?344,2950.447.5381,01812.652.5725,3136.52018年7?9?353,2992.748.5374,7822.651.5728,0812.72018年10?12?337,408▲2.648.1364,663▲8.051.9702,071▲5.52019年1?3?322,245▲10.447.0362,953▲9.753.0685,198▲10.0(出所)鉄鋼・?鉄?属・?属製品統計?報鉱山第778号2019年8・9月-130-