ブックタイトル鉱山2019年7月号

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概要

鉱山2019年7月号

(3)三井住友金属鉱山伸銅㈱・2013年10月の災害発生以降,無災害を1684日継続したが,昨年5月,薬液による休業災害が発生。・「かえるぞ三重」活動として,三重工場の安全管理体制をゼロベースから再構築するため,2014年から2年計画でゼロ災に向けた活動を開始(3S委員会,本質安全化委員会等)。・2017年からは「あるべき姿委員会」を組織し,「安全・安心な職場環境を作り,人の成長と共に会社も成長する職場を創ることを最終の有るべき姿」を到達点と定めた。活動内容としては,コミュニケーションを図り,「職制は知らないが現場は知っている」を無くすため,「安全牽引者」を配置し,作業者が本音を話せる環境作りを行った。・「あるべき姿委員会」の取り組みとして,工場出入口扉に窓設置,トラックスケール昇降台設置,歩行帯滑り止め対策,歩車分離(フォークリフトとの接触防止)等の事例が紹介された。5.最後に2日間とも晴天に恵まれ,興味深い工場見学が出来たと共に,有意義な質疑,意見交換がなされました。また,出席者の方々とのネットワークは,今後の労働安全衛生活動を推進する上での財産になると思います。改めまして,関係各位の御協力により滞りなく運営できましたことを,本紙面をお借りして御礼申し上げます。以上情報交換会の様子鉱山第777号2019年7月-50-